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2001年5月の第1回から2002年11月までに開催された「中村てつじと話す会」のご報告です!



■第17回   2002年11月24日(日) 斑鳩町中央公民館(斑鳩町)

今回の話す会は、斑鳩町公民会で行いました。

お集まり頂いた参加者の関心は、民主党の今後というテーマに集中しました。 「最近は、新聞等で民主党の分裂ぶりが良く報道されており、民主党の記事を見るのが怖い」という意見や「統一地方選を前に、地方議会の議員はこの状況に大変な危機感を持っている」という意見がありました。

中村からは、22日(金)に開催された民主党の両院議員総会の様子を説明するとともに、代表を含めた執行部は、もっと自身をもってリーダーシップを発揮して欲しいと思っている事をお答えしました。

中村は、党内では総務局次長という役職に就いています。総務局というのは、党の実務を担当する中核部隊です。新聞では、若手が代表に反抗しているような記事が良く掲載されていますが、中村は執行部からの指示に従い、党を支える活動を進める実行部隊の中核として働いているわけであり、そうした若手議員もたくさんいます。ただし、いくら実行部隊が頑張っても、最終的には代表のリーダーシップが発揮されなければ党にまとまりは生まれないわけであって、それは代表自身に示して頂くしかないということです。

製造業の空洞化等、経済情勢の悪化を身に染みて感じているという方もいらっしゃいました。現在の日本経済は早く手術を行う必要があるが、現政権に任せて放っておいては手術をする体力もなくなってしまう。この状況を打破するためには民主党に頑張ってもらうしかないが、今の民主党は、このままではジリ貧だとの御指摘がありました。

その場ではなかなか明るい材料が出なかったのですが、参加者全員、頑張って明るくしていこうという言葉で会は終わりました。




■第16回   2002年10月20日(日) 生駒セイセイビル(生駒市)

民主党の代表選挙が終わって初めての会合であったため、代表選挙の結果やその後の党幹部の人事を巡る一連の出来事について関心が集まりました。

参加者からは、党幹部の人事に若手が反発したということについて、案外おとなしく落ち着いてしまって期待はずれというご意見と、逆に決まった事に素直に従わないので潔くないという正反対のご意見が出ました。

中村は、若手として野田候補を応援していたわけですが、鳩山代表に決まったからには、(一兵卒として)支えていくべきという立場であり、中野幹事長を含め、党幹部の人事についても代表に任せる(文句は言わない)という立場をとっています。

そのうえで、 ・ 行き過ぎた批判(その結果としての党分裂)は民主党自体にマイナスであり、それは、これから自民党の有力現職議員と戦わなければならない公認候補に一番影響があること ・ 負けたとはいえ、若手の影響力は確実に増大していること ・ 今回の敗因の一つは、若手以外の層に対し、安心感をもって受け止められる改革案を提示できなかったことにあり、これからは党の実務を担い、党組織を強化していく中で若手の実力を認めてもらいながら、改革を受け入れてもらいやすい環境を作るべき段階ではないかと考えていること 等を踏まえ、これから民主党を内部から改革していこうとしている旨を説明しました。

これ以外にも、ペイオフの問題や不良債権問題についての議論もありました。ペイオフについては、延期をするのは、これから破綻する銀行があると予想しているためと受け取られかねないという懸念の声がありましたし、また不良債権問題については、銀行の失敗を税金で負担することについて、銀行員の高い給与や役員の責任問題を放置したままではとても納得できないといったご意見がありました。



■第15回   2002年9月15日(日)  川原城会館(天理市)






■第14回   2002年8月25日(日)  生駒セイセイビル(生駒市)

参加頂いた方は、民主党の代表選挙についての関心が高く、この話題から議論が始まりました。

参加者からは、それぞれの候補者を紹介して欲しいという要望や、中村議員がなぜ野田候補を推すのか、若手の一本化は可能なのかといった質問がありました。
中村からは、8人の候補者の間で政策的な違いはそれほど大きくないこと、むしろ候補者は自民党と民主党の政策の違いをもっと国民に訴える必要があるのではないかということを説明しました。その観点から野田候補を見た場合、演説は人の心を動かし、接する人には安心感を与えるキャラクターなので、求められているリーダーとして最適であると考えていることを説明しました。

参加者の間では、これだけ候補者が乱立していることについて、素直に疑問を感じたり、またバラバラであることへの不信感を感じている方が多いようでした。これについて中村からは、民主党ができてから国会議員となった若手の間では、旧党派のしがらみに縛られ、組織としてのまとまりに欠けている党幹部の対応について、何をやっているのかという思いが強く、そうした状況を変えるためにも若手が立ち上がらなければならないと考えていることを訴えました。

この他に、住基ネット法案施行に関連し、官僚に管理される社会への不安感を持っているとの意見が出され、これまで官僚が独占していた公務について、もっと市民が参加していく必要があるといった議論がなされました。



■第13回   2002年7月14日(日)  やまと郡山城ホール(大和郡山市)

今回は郡山市で開催しました。

民主党の党首選挙が近いこともあり、党首選挙の状況説明をきっかけに、組織としての民主党について議論が交わされました。参加者からは、民主党は党としてのまとまりが弱いが、自民党に替わり得るのは民主党しかいないので、党首選挙の結果、党が分裂してしまっては困るとの意見や、民主党の政策が見えてこないとの指摘がありました。

これに対し中村から、「民主党は『組織・団体』ではなく『個人』を大切にする政党である。そのための政策を議論するうえで色々な意見が出てくるのは当然だが、一度党として決めたことには従う必要があり、それができる党に早く成長する必要がある。そのためには若手の挑戦も一つの選択肢ではないか」ということをお応えしました。

さらに、民主党は野党であるため、政策を唱えてもなかなかマスコミに取り上げてもらえないが、今回の党首選挙は、民主党の政策を訴える良いチャンスだと思っていること等をお応えしました。 また、郵政三事業の問題についても質問があり、郵便事業の改革だけでは意味がないとの指摘や、特定郵便局制度に関する質問がありました。



■第12回   2002年5月19日(日)  斑鳩町中央公民館(斑鳩町)

聖徳太子ゆかりの法隆寺近くの斑鳩中央公民館で初めて行いました。老若男女20名ほどお集まりいただきました。

学力低下が指摘されているが、もう少し勉強できる環境を子供たちに与えるべき、ゆとり教育に疑問を感じる、という意見から始まりました。今、小学校では、円周率を初めから3と教えているそうです。以前は 3.1416・・・と教えていました。なぜ3.1416・・・となるか、過程を理解したうえで3と教えるのならいいが、いきなり3と教えるのは弊害が大きいのでは、との意見が若い世代からもあがりました。

読み書き計算がきちんとできることは、どんな仕事に就こうが個人が生きていくために必要です。また、日本が科学技術分野で国際競争力を保つためにも、教育に力を入れることは非常に重要だ、との意見で一致しました。

金融機関、特に銀行の融資に問題がある、との指摘がありました。土地の値段がどんどん下がっているのに、銀行がいまだに土地を担保に求めているのは、おかしい、とのことでした。これに対し、中村から、日本の銀行は中小企業に冷たすぎる、とお応えしました。銀行は、大企業には債務免除をするが、中小企業にはせず、かえって経営者個人に会社の債務保証をさせるとのことです。他に会社を経営している友人にも連帯保証をしてもらうケースが多く、友人に迷惑をかけるくらいなら、自ら命を絶って生命保険金で債務を返済するという悲惨な実態があるそうです。




■第11回   2002年4月21日(日)   生駒セイセイビル(生駒市)

政府が、有事法制3法案を閣議決定した直後だったので、憲法改正問題をからめた形で論議が始まりました。

民主党には憲法について議論したい、という人が多いようだが、復古的な改憲論者に利用されてしまう危険がある、との指摘をいただきました。同時に、憲法の理念を、外交を通じ、積極的に他国に広めるべきでは、とのご意見もいただきました。有事法制の議論の前提として、国会議員は、戦争の実態や、最新の軍事技術などの軍事知識をどれだけ知っているのだろうか、と疑問の声もありました。

女性の参加者の方からは、発泡スチロールトレイなどのリサイクル問題についての考えを聞かれました。現在、経済活動に占める個人消費の割合は6割も占めています。個人消費を活性化させなければ経済回復は見込めません。環境に負担を与えないような商品を流通させることが、経済成長を刺激する可能性があります。このような観点からもリサイクル問題を考えるべきでは、と中村の方からお応えしました。



■第10回   2002年3月17日(日)  生駒セイセイビル(生駒市)

鈴木宗男代議士が自民党を離党した直後だったので、いかにして国会に送り込みたい人を当選させるか、の話題で始まりました。候補者を近い距離で知っている人が声をあげる、個々人ができる範囲で勝手連的に、隣近所に働きかけることが大事では、との意見が出ました。

たとえば、奈良県2区の有権者は29万人ですが、衆議院議員が任期4年いっぱい在職した場合、有権者一人一人が1回議員にFAXを300 通も届くことになります。一人一人から始めることが大きな反響につながるのです。 

景気・雇用問題についてもお話が出ました。職業訓練校に通っていた方から、効果的な職業訓練がなされていない、というご意見でした。受講を希望する人は適性検査を受けなければならないが、どうしても中高年の本当に受講が必要な人が検査に不合格になり、訓練を受けられない、とのことです。小泉内閣は、痛みを伴う改革を行うとのことですが、痛みが一番弱い人たちにきているのでは、という指摘もありました。



■第9回    2002年2月24日(日)  川原城会館
(天理市)

今回、初めて天理市で開催しました。予想をはるかに上回る最多の参加人数でした。

まず、民主党のあり方について、意見が出ました。他の政党よりは市民の意見を吸い上げているが、人気取りに終わっており、思想がないように見える、とのことでした。中村から、@地方分権、A定住外国人の地方選挙権を認める、選択的夫婦別姓制度を推進するなど、より多様性を認める感覚がある、とおこたえしました。

そこで、@の地方分権について、議論が盛り上がりました。地方分権をすすめると、地域間格差がある下では、過疎地が切り捨てられる、地方の声に中央が耳を傾ければ、特に分権をすすめなくてもよいのでは、との意見が出ました。これに対して、中央が全部細かいところまでコントロールすると、毎年、自治体首長が上京して予算を陳情するといった慣行はなくならず、膨大な手間・経費がかかることが温存されてしまう、といった批判が出ました。

なんでも中央からお金をとってくる、という姿勢ではなく、自分達が自治体に払ったお金が有効に使われているか、監視することが大事だ、とのことでした。その地域の住民が地域をどうするか決めていく、地域主権が大事で、たとえば、建築土木より福祉を重視する、というような自治体が出てきてもいいのでは、との意見でした。



■第8回    2002年1月20日(日)  生駒セイセイビル(生駒市)

半分近くは新しく参加いただいた方で、第1回と並ぶほどの最多の参加人数でした。

NPO法人格を取得・運営している方から、会場確保ですらたいへんで、とても財政的に苦しいというお話から始まりました。 日本道路公団をはじめとした特殊法人は、公益法人の一種であり、公的な予算が大量につぎこまれています。特殊法人の顧問が何千万の退職金をもらっていることからわかるように、従来の政治では、公的な予算は官が独占しているのが実状です。公益を担うという点では、 NPO法人も同じであり、この官の独占を改めよう、というのが民主党の考えです。

ベンチャー企業を経営している若手の方から、株式会社の設立時に 1000万円の最低資本金を要求している商法を改正すべき、とのご意見がありました。というのも、最初から1000万円を集めるのはたいへんで、設立を制限するよりも、緩和して株式会社にした方がより多くの株式投資を得ることができるから、とのことでした。この意見に対しては、設立時に出資してくれないというのは、その事業に魅力がないからでは、最初合名・合資会社や、有限会社でスタートして軌道に乗ってきたら株式会社化すればいいのでは、との反論がありました。



■第7回    2001年12月16日(日)  生駒セイセイビル(生駒市)

日曜日ということもあり、多くの方にご参加いただきました。今まで男性中心でしたが、今回は3人の女性にご参加いただきました。

初参加の方から、中村てつじとはどんな考えを持った政治家か、民主党はどんな政党なのか知りたい、という質問が出ました。テロ対策特別措置法の基本計画承認の採決で、党議に反した議員が 21人出たことにちなんで、民主党は違う考えを持った人の集まる「共生」の政党かな?というご指摘でした。

これに対し、中村から、民主党は多様性と違いを認め合う、もっとフレキシブルな政党でいい、とお答えしました。法案提出に会派の承認を必要とする慣例を廃止するため、衆議院に国会法改正案を提出したのも、このような考えからです。 →「国会からの手紙」第128号参照

選挙区内に、都市基盤整備公団が今計画している、生駒高山第二工区の宅地開発の話題もあがりました。 高山地区は奈良県北部にあり、京都府と接している自然豊かな土地です。この開発により、自然環境が損なわれるおそれもあるので、高山地区にどんな自然が残されているのか現状を把握し、きちんとした環境アセスメントを行い、どの自然環境を守るのか明確にすべきだ、との意見をいただきました。公共事業として必要なものか、といった意見も出ました。

高山では、第一工区でさえ売れ残っている土地があるのに、あらたに第二工区に 23,000人の入居者を予定しているとのことです。現在、生駒市民は115,000人なので、大量の宅地がこのご時世で売れるのか、といった疑問があります。
中村から、この高山第二工区問題では初めに結論ありき、ではなく、市民が意見を言えることを保障すべき、とお答えしました。そのためには、開発のプロセスが公開され、判断のための情報がきちんと市民に行き渡ることが必要と考えます。このような立場で、奈良第2区民主党総支部は高山第二工区問題に取り組んでいます。



■第6回    2001年11月17日(土)  生駒セイセイビル(生駒市)

少人数でしたが、予定時間を1時間もオーバーする白熱ぶりでした。

鳩山代表や菅幹事長が、記者会見の際、議員バッジをはずしているのはなぜか、という質問が出ました。詳しくはご本人にお聞きしないと分かりませんが、政治家と国民の距離を縮めたい、との意図があるのでしょう。質問者は、バッジは国民から信託を受けたという象徴で、重く受け止めるべきだから、政治家として発言する時はつけるべきでは、との意見でした。

選挙の投票法について意見が出ました。諸外国では投票用紙に印刷された候補者名にチェックを入れるだけで済むところが多いそうです。日本のように候補者名を鉛筆で書かせると、書き直しのような不正や誤字脱字などの無効票が多くなるので、諸外国のように記号式にすべき、とのことでした。記号式の導入は、過去に一度日本でも決定しました。どうしても自分の名前を投票用紙に書かせたい、という主に自民党の反対意見でその決定が覆ったのです。

法務省の世論調査で、夫婦別姓制度賛成論者の割合が反対論者のそれを上回ったので、別姓を選びたい人に途を開く民法改正案が臨時国会で提出される可能性が高まりました。参加者からこの選択式夫婦別姓制度について反対意見が出ました。民法改正まですると、家族の一体性が崩れるので、通称使用で足りる、とのことです。

これに対し賛成の立場から、別姓を選ぶ人は家族のあり方、夫婦のあり方について敏感な人だという指摘がありました。制度導入により、夫婦とは、家族とは、あまり考えなかった人にとって刺激になり、かえって日本社会に自覚を促すのでは、という意見でした。



■第5回    2001年10月21日(日)
  生駒セイセイビル(生駒市)

今までは土曜日の開催だったのですが、試みに日曜日に開催いたしました。「ふだん土曜日は仕事で参加できなかったので初めて参加しました」という方を含め、たくさんの方が参加してくださいました。

テロ対策特別措置法案が衆議院を通過したばかりだったので、参加者から色々ご意見をいただきました。民主党が結局反対にまわったのはなぜか、こんな事件が起こっても日本人は遠いところの話ととらえがちだ、このまま自衛隊を海外に派遣して大丈夫なのか、といったものがありました。小学生の男の子からは、今の日本のムードを心配していたのでしょうか、今のままでは日本は雪合戦の雪玉を作って、アメリカは雪玉を投げる役割では、との鋭い指摘もいただきました。
→「国会からの手紙」第123号第124号第125号 参照

今回は、選挙活動についての意見もたくさん出ました。
街宣カーで候補が名前を連呼するのではなく、候補の考えを語ってほしい、有権者から陳情や就職の斡旋をしなくてもよいなら、地方議会選挙に立候補してもいい、といった声もありました。

ふだん忙しい政治家よりも、TVやニュースをよく見ている有権者の方が、何が起こっているか詳しいとも言える時代になっています。 政治家は、真剣に有権者の声に耳をかたむけ、ともに政策を作る努力が必要です。だからこそ、いつも言っていることなのですが、有権者のみなさまには、政治に参加していただきたいのです。選挙の際に、もし、だれも入れる人がいなかったら、究極の参加の形として、自分が出るということも、必要です。そんな意見をのべさせていただきました。



■第4回    2001年9月15日(祝)  生駒セイセイビル(生駒市)

今回もリピーターの方が中心に参加して下さいました。

まず、政治家に対する定年制導入の話題になりました。衆議院議員については、若手登用のため定年制を導入し、参議院議員については年配の人を中心にしては、との提案がありました。社会経験を積んだ年配の人にも第2の人生として政治家の道を残すべきでは、との意見がありました。

この夏に外交問題になった、教科書問題や靖国神社問題については、日本には国益を守りながら外国とうまく交渉できる人材が少なすぎる、との意見がありました。外国との交渉をトップ同士だけで行うことには限界がある、との指摘もありました。

少女監禁致死事件で学校教師が逮捕された直後だったので、教育についても話題になりました。親がもっと子供の教育に責任を持つべき、コミュニティーを復権させて地域の子供の教育を担うべき、との意見がありました。

コミュニティーとの関係で、住民参加のあり方に話が進みました。出席者の中で地域活動を数多くなさっている方は、参加者が決まったメンバーになりがちだが、全く参加したことのない人には頭で考えるのではなく、現場にまず入ってきてほしい、とのことでした。



■第3回    2001年8月25日(土)  生駒セイセイビル(生駒市)
参加者のほとんどが1回目、2回目の参加者でした。 中には、夏休みの宿題で自由研究のため、小学生の女の子も参加してくださいました。

←「インタビューをうけました!」

参議院選挙後はじめての「話す会」だったので、選挙と関連した話題が出ました。比例代表選挙については、立候補者に政党内での名簿の順位をあらかじめつけない制度(非拘束式)に替わったので、マイノリティ出身者により厳しい結果になった、制度を改めるべきだ、との意見がありました。

直近のメールマガジンで労働組合と民主党との関係をとりあげたので、読後の感想もいただきました。労働組合も NPOの一種という考え方に驚かれた、とのことです。労働組合も自立した個人の集まりであるべきで、組合員個々人と議員との関係作りが大事では、と訴えました。

インターネット上での表現の公的規制についての話題もあがりました。本来、ネット上でのルールやマナーは自然に作られるべきものだが、ある程度時間が経たないとできにくいのでは、といった意見がありました。



■第2回    2001年6月30日(土)  生駒セイセイビル(生駒市)
初回と比べ参加者は少なかったですが、その分つっこんだお話ができました。

奈良でもNPO活動があちこちで立ち上がっていますが、(世代層などの)参加者層が限られてしまっているので、経済的自立も困難なことから、長続きするか心配だ、という声がありました。これからNPO活動をもっと活発化させるために、個人のへの寄付やNPO法人への課税軽減を図らないと、との意見で一致しました。

公務員の方からは、1月の省庁再編では事務労力だけがかかって、今のところ再編の効果はあがっていない、との声をいただきました。



第1回    2001年5月19日(土)  生駒セイセイビル(生駒市)
「行くよ!」とあらかじめご連絡をいただいたのがおひとりで、「せいぜい集まっても5、6人かな?」と予想していました。それが10何人も来ていただいたのでびっくり。「メールマガジンを見て来ました。」という方が多くいらっしゃいました。

会の趣旨どおり、基本的に参加者の方からの質問に答えるという流れになりました。経済成長は最終目的か?といった質問から、鳩山代表をどうみているか?といった質問も出ました。意見として、日本人はもっと海外に出ていって、現地で日本企業のしていることを見てくるべきだ、にかわる国民の幸せ度(基準)を作っては、などいただきました。



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