▽バックナンバー一覧  ▽vol.16 「参議院選挙」  「第160回国会」




■今月のトピックス1


参議院選挙


7月11日、参議院選挙が行われました。
選挙の結果、民主党は公認候補50(選挙区31、比例区19)、推薦候補4、県連支援候補1の計55議席を獲得し、改選議席では第一党となりました。また、比例代表選挙においても2110万票を獲得し、自由民主党に430万票の差をつけ、昨年の総選挙に続いて第一党となりました。

奈良県選挙区では、皆様の御支援の結果、民主党候補の前川きよしげさんが当選されました。 詳しい開票結果は以下の通りです。

(奈良県選挙区選挙の開票結果)

民主党・前川きよしげ 自民党・服部みなお 共産党・豆田よしのり
311,990票 261,968票 64,015票

比例区においても、奈良県では、民主党が自民党・公明党の合計を上回りました。
(奈良県内の比例区の開票結果(主要政党のみ))

民主党 自民党 公明党 社会民主党 日本共産党
278,912.675 175,775.104 97,949.396 24,783票 50,635.692

この結果には、民主党奈良県連顧問の前田 たけしさんの立候補・当選も大きく影響して います。 これで民主党奈良県連所属国会議員は4人 となりました。

今回の参議院選挙で民主党は、次期総選挙 における「政権交代」の実現に向けて大きな ステップを踏み出すことができました。 しかし今回の選挙結果は、自公一体化によ る実質的な「自公新党」化を考慮すれば、未 だ民主党は第一党になり切れていないことを 示してもいます。 これからも、まっすぐに、ひたむきに努力 を重ね、政権交代の実現へ取り組んで参りま す。皆様の御支援・御指導を引き続きよろし くお願いいたします。


民主党奈良県連所属の4人の国会議員。左から馬淵すみお衆議院議員、前川きよしげ参議院議員、前田たけし参議院議員、中村てつじ(国会玄関前にて両参議院議員の初登院を撮影)。


■今月のトピックス2

第160回臨時国会


8月6日、第160回臨時国会が終わりました。

参議院選挙が終わって初めての国会でしたが、年金問題や自衛隊イラク派遣などの重要問題があるにも関わらず、本会議による多数決で会期は8日間とされてしまいました。  

民主党は、選挙で示された民意を反映させるため、先の国会で強行採決された年金改悪法の撤回を求める法案を提出いたしました。しかし、与党の数の力により、国会審議は衆議院のみで、それもたった一日に限定され、否決されてしまいました。政治とカネをめぐる日歯連の疑惑追求を行うための審議も与党から拒否されました。自民党総裁である小泉首相の答弁も相変わらずはぐらかしばかりでした。

参議院選挙では政権交代は起きません。従って民意を国政に反映させるためには、誰よりも与党が、真摯に選挙結果を受け止めなければならないはずでした。しかし、今国会の与党の対応を見ても、反省の色は全く見えません。 自ら反省し、自己改革ができないのであれば、政権与党の座から降りてもらうしかありません。一刻も早い解散・総選挙で再び民意を問う必要があると思います。



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