小選挙区で当選し、喜びを爆発させている中村(中央)。右隣は宇治英雄後援会会長。左は中村夫人。

▽バックナンバー一覧  ▽vol.10 「総選挙の結果」  「イラク派兵」




■総選挙の結果



11月9日、総選挙が行われました。
奈良県第2区では、皆様の御支援の結果、
中村てつじが二期目の当選をさせていただきました。

詳しい開票結果は以下の通りです。
中村てつじ 滝まこと 宮本次郎
83,168票 73,646票 15,044票

一期目と違い、小選挙区で当選をさせていただいたことは、
有権者の皆様の期待の現れであり、責任をより強く感じています。
また、今回の選挙では、奈良県第1区において民主党の馬淵澄夫氏が
小選挙区で当選されました。

前回総選挙では、奈良県内全ての小選挙区が自由民主党で占められていましたが、今回は民主党と自由民主党がそれぞれ2人づつ当選させ、並びました。更に比例代表選挙においては、奈良県全体で民主党が、自由民主党を抑え、第一党となりました。

▽奈良県内の比例代表の開票結果▽
民主党 自由民主党 公明党 社会民主党 日本共産党
259,944票 240,849票 93,468票 27,265票 55,161票

「自民王国」といわれた奈良県においても、有権者の意識は確実に変わりつつあります。
今回の選挙で、民主党は躍進を果たしたとはいえ、本来の目標である政権交代は実現できませんでした。
引き続き努力を重ね、次の機会には必ず政権交代を果たし、日本再生を実現させますので、
皆様の暖かい御支援・御指導をよろしくお願いいたします。




■イラク派兵


11月29日、日本人外交官2人が、イラクにて亡くなられました。テロとの可能性も指摘される中、ますます混迷を深めているイラク情勢ですが、政府は12月9日に自衛隊派遣の基本計画を閣議決定しました。

これまで民主党は、政府の情勢認識や対応、判断の甘さ・過ちを糾し、イラク問題に対するわが国の姿勢を根本から見直すよう求めてきました。すなわち、政府の主張する「非戦闘地域」が果たして存在するのか、大量破壊兵器が未だに見つからない中で、そもそも戦争の大義に疑問があるのではないか、今日本が行うべきは自衛隊派遣ではなく、国連による復興、イラク国民のための復興の枠組みを作り上げるために外交力を駆使することではないのか等々。

しかし小泉政権は、総選挙期間中や、またその後の特別国会においても、何らまともな説明をしていません。このまま自衛隊の派遣を強行すれば、いたずらに自衛官の生命を危険にさらすとともに、イラク人からの反発も招きかねません。

小泉総理は直ちに閣議決定を撤回し早急に臨時国会を開き、最善の方策を求め、与野党間で徹底した審議を行うべきです。



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